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Q.美凪はすぐ人に何かをあげたがるよね。 A.贖罪意識。 お米券、星の砂。何かとプレゼントしたり施したがる美凪だが、その根底には、生まれてこれなかった妹こと「遠野みちる」への罪悪感があると思われる。罪に対しての償いとして、彼女は何かを人にあげたがるのかもしれない。お米券は、無意識の内に免罪符としての役割を担わされている。 だからこそ、国崎往人は遠野美凪に問いただす。「おまえ自身が、どうしてやりたいのか」と。贖罪意識からではない、本当の気持ち。それが結果としては、みちるの満面の笑顔へとつながり、美凪の罪悪感も払拭することになる。 ただし同じプレゼントでも、星の砂に関しては違う意味がある。 大好きだった父親からのプレゼント、星の砂。それは、美凪にとって大切な思い出の品であり、楽しかった過去を思い起こさせる幸せの象徴。つまり家族の思い出そのものでもあるはずだ。 そのような意味を持つ「星の砂」を、美凪はみちると往人にプレゼントする。父親が家を出てからの美凪は、そういった「家族」を思い出させるようなものを拒絶していたのに、だ。 SEEN612.TXT もう、おままごとはしない。 小学生になったんだし、それに、温かかった昔を思い出すだけだから。 だが、家出してきた美凪は、駅舎で往人たちと「おままごと」をする。おそらくは、「温かかった昔を思い出し」ながら。 SEEN611.TXT 俺と遠野は、二人で朝食の仕度をした。 とん…とん…とん… …とん…とん…とん… ベンチの上にまな板を敷き、遠野はタマネギを刻む。 騒ぎはじめたセミたちの鳴き声に混ざって、安らかな音が夏の朝を奏でる。 星の砂、おままごと。美凪にとっては、家族の象徴だったもの。ずっと求めてきた、やわらかくて温かな時間。三人で過ごす楽しい時間の中で、彼女は「家族」を感じていた。みちると往人は、何よりも誰よりも大切な家族だった。 SEEN612.TXT 「あのね、いっしょにね、おままごととかシャボン玉遊びとかしてあそびたいの」 それまで、私にはそんなことのできるお友達はいなかった。 だから、いつもおままごとやシャボン玉は一人でする遊びだった。 いつも一人で、何人もの役をこなさなければならなかった。
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Q.観鈴の学年は? A.【推測】高校二年生。 DREAM観鈴シナリオ7/29 【声】『クラス替えの時、近くの席だったから、仲良くなりたかったんですけど…』 一年でクラス替えはしない。よって二年生か三年生。 そして観鈴のスリーサイズが佐祐理のそれとほぼ一緒のところから、高校生であると推測される。高校三年生にしては受験の緊迫感がなさすぎるので、おそらく高二だろう。 神尾観鈴7/23O159cm46kg83-55-82 倉田佐祐理5/5A159cm45kg84-55-82 高校三年の佐祐理と身長は同じ、バストは1センチ減、体重は1キロ増し。佐祐理さんよりやや太め。
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Q.ラストの少女は、しのさいか? A.違う。しのさいかでも、しのまいかでもない。 観鈴がさいかのことを知らなかったことを考えると、さいかはかなり長期にわたって入院していたと思われる。 ※さいかと初対面のようなやり取りをしていた(7/21)。ということは観鈴ちんマップに載っていた単数形の「小さな女の子」は「しのまいか」。 また親子そろって回復を祈願に来ていることからも、かなり重い病気であったことは裏付けられる。7/21に病院(入院施設があることから、おそらくは隣町の大病院であろう)を抜け出してきたというのに、7/17の時点で砂浜でのん気に遊んでいるはずがない。 しかも確定的なのは、声が違うということ。よってラストの少女はしのさいかではない。 ※声が違うのでしのまいかでもない。
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Q.佳乃がどすこいどすこいって言ってるの、あれ何? A.元大関の霧島親方が元ネタ。 往人の気を引こうと佳乃が一生懸命に考えた…のだろうか。すべりまくりである。
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Q.観鈴ちんの声、情けなさと不安と頼りなさをミックスしたようなたどたどしさが、ホント絶妙な演技だと思う。 A.川上とも子さんも初めこそ普通に演技していたが、物語の全容を知ったことであの演技法を思いついたそうだ。凄いのはそこからで、あの分量のテキストを半分まで録音し終わっていたのに、何と全て初めから録り直したのだとか。 川上さんも素晴らしい演技だったが、録り直してまで作品を作り上げることを許したNECインターチャネルの多部田氏もまた、さすがである。
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Q.実際の歴史でも高野山が炎上したって本当? A.史実では正暦五年 、つまり西暦994年、高野山は実際に大火災に見舞われている。 日付については旧暦七月六日という説と、十六日という説がある。 SUMMERの物語中では満月の夜の直後に炎上しているため、十六日説を採っているようだ。 よって高野炎上は旧暦七月十六日と確定できる。
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Q.少年の言葉「ずっと確かめたかったこと」とは何を指している? A.観鈴の死ぬ間際の言葉、「ずっと探してたばしょ」「ずっと目指してきたゴール」を受けている。それは神奈や観鈴たちが、長い間ずっと知ることのできなかったこと。つまり「ずっと、幸せなばしょ」。 少年は、少女に対して謎めいた問いかけをする。「君がずっと確かめたかったこと」を確かめようと誘う。 DREAM編7/17、ラストシーン 「じゃあ、その前に確かめにいこうか」 「ん? なにを?」 「君がずっと確かめたかったこと」 「この海岸線の先に、なにがあるのか」 「わたし、そんなこと言ったっけ…」 「言っていないかもしれない。でも、そう思ってると思ったんだ」 「そうだね…確かめてみたい」 今なら、その先に待つものがわかる。僕らは。 少年の言う「海岸線」は、「無限」の繰り返しを指すメタファー。 AIR編7/17、つまり同じ日付のそらの発言からそれは推測できる。 どこまでも続く、どこにもたどりつけない海岸線。どこまでも遠く、おわりのない道。無限。 AIR編7/17 どこかにたどりつきそうで、どこにもたどりつけないような… そのはじまりに、小さな影がふたつ。 男の子と、女の子だった。 小さな影たちは、歩きはじめた。 どこまでも遠く、おわりのない道を歩きはじめた。 その先にあるものを怖がらずに、前に進んでいく。 それはきっと、ぼくが持っていないものだ。 少年は、海岸線という無限を想起させる情景に、翼人たちの永遠の繰り返しを重ね見ている。 だから、ずっと確かめたかったこととは、その繰り返しの果てに観鈴が見つけたものを指すのだろう。 つまり、ずっと幸せな場所。 SEEN430.TXT 【みすず】「ずっと探してたばしょ…」 【みすず】「ずっと、幸せなばしょ…」 SEEN430.TXT 【みすず】「わたしのゴール」 【みすず】「ずっと目指してきたゴール」 ずっと確かめたかったこと、ずっと目指してきたゴール。ずっと探してたばしょ。 それは、ずっと幸せなばしょ。 少女が観鈴の転生であるならば、無限の先にあるものはまさに「ずっと確かめたかったこと」のはずだ。 しかし実際、海岸線を歩いていったところで何が見つかるわけでもない。歩く先に晴子や敬介が待ってなどいない。だからこの海岸線を歩いていく行為自体にあまり意味はないように思える。 ※鳥の詩の歌詞を見ると、海岸線と同じように、風車、線路などあらゆるものを永遠の 象徴として重ね見るような表現が多く出てくる。鳥の詩は少年の心象風景を語ったもの なのかもしれない。 ところで、AIRの中で「ずっと」という言葉は頻繁に使われている。観鈴に限らず、そら、少年、往人、晴子、彼らの誰もが「ずっと」何かを探し続けている。 そらは「ずっと」空を目指し、そして恐れていた。 SEEN440.TXT ずっと空に向かって、彼女は生きていたのだ。 SEEN440.TXT ずっと恐れていた空。 飛べるだろうか。 SEEN203.TXT ずっと、目指していた場所… ぼくは…ずっと昔にこの空を目指していた。 往人も「ずっと」昔からの、悲しい繰り返しを意識していた。 …この空の向こうには、翼を持った少女がいる。 …それは、ずっと昔から。 …そして、今、この時も。 そして観鈴も。 ずっと。ずっと変わらない。無限の繰り返し、永遠の想い。永遠に幸せな場所。 そして観鈴は、転生した先ではあるが、ずっと、ずっと笑顔でいる。少年も、ずっと一緒だ。 小さな女の子の笑顔が、観鈴と似ていた。 【往人】(あいつは、歳のわりにガキだったからな…) いろんな友達に囲まれて、ずっと笑顔でいる。 じっと見ていた。
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Q.みちると観鈴の関係は? A.【推測】どちらも「空にいる少女」の関係者。 みちると観鈴の関係はライターもさすがに意識しているようで、いくつかの共通点や似ている点があったりする。 まず、二人が死ぬ(消える)日付。観鈴ルートから外れて美凪編に入る直前の7/26、観鈴の足が動かなくなったことを匂わせる描写が出てくる。観鈴が翼人の記憶を夢として見始めるのは夏休みに入った日の夜からなので(7/20)、美凪編に入っても観鈴は夢を見続けていることがわかる。 そして、夢の進行具合もほぼ一緒ならば、観鈴が最後の夢を見て死ぬのはやはり8/14。みちるの消える日だ。 もちろん、夢の進行具合が同じとは限らない(観鈴編では途中から寝ないようにしている)ので、これは憶測に過ぎない。ただ、観鈴シナリオと違い往人が絶望させて死にかけるようなこともないので、観鈴は観鈴自身としての記憶を失いながらも、生きて8/14を迎えたのかもしれない。 他にも似ている点といえば、まずセリフ。美凪と出会ったばかりのみちるは、こう言う。 SEEN612.TXT 「なまえ、おしえてほしいな」 「ほしいな」と「欲しいな」で全文検索をかけると、このような語尾の締め方で話す人物は他に一人だけ。観鈴だ。 プレイすればわかることだが、観鈴の「~してほしいな」というのは、遠まわしに、恐る恐る相手へ自分の要求を知らせる言い方だ。他人と直接向き合えないという特質が、精一杯の婉曲表現として口調に表れているわけだが、それは呪いと癇癪に縛られてきた代々の「空にいる少女」たちに共通する性格だったはずだ。 「生まれ」たばかりのみちるは、まだ羽根の記憶の持ち主を色濃く反映した子供だったと思われる。口調も似ていて当然だろう。 もちろん、たまたま観鈴と似たような心境(遠まわし、恐る恐る)であっただけという可能性もあるわけだが。 あとこれは勘繰りすぎだろうが、「にはは」と「にゃはは」という笑い声は、似ているといえなくもないといえばいえる(w みちると観鈴。この二人がもっと長く付き合えば色々と面白い展開や横の繋がりが期待できそうなものだが、実際にはたった一度きりしか話す機会がなかった。また遊ぼうと約束したにもかかわらず、である。 逆に言えば、元々横の繋がりの薄いAIRで(佳乃と観鈴は会ってすらいない)、みちると観鈴が並んで話す場面はヒロイン同士が絡む貴重なエピソードだったとも言える。
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よくある質問と答え FAQ/物語全体 FAQ/DREAM FAQ/SUMMER FAQ/AIR FAQ/キャラクター FAQ/その他
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Q.呪いの消滅する条件は? A.人としての転生を完了すれば終わる。つまり、器の崩壊から免れ記憶を取り戻した状態で、最後まで夢を見ることで呪いは終わる。 翼人の記憶は何千、何万という「羽根」によって記録されていたが、呪いは翼人の記憶と一緒に継承されていた以上、「呪い」も羽根に記録されていたはずだ。 翼人の記憶装置である羽根は、周りの人間の感情や記憶、その場の状態「全て」を記録してしまう(佳乃シナリオ、白穂と八雲の心理描写を参照)。 それに対して、人間の記憶はあいまいで、すぐに忘れられていくものだ。そのような適当な記録装置では呪いも維持できないと考えられる。 知徳は言う。人の身であれば、たやすく朽ちると。 SEEN703.TXT 【知徳】「人の身であればたやすく朽ちる呪いも、翼人にはただ蓄えられるばかりとなりましょう」 翼人が記憶や呪いを蓄えることができるのは羽根のおかげなのだから、人では朽ちるというのなら、その理由は羽根がないからだろう。 裏葉は言う。翼人は夢を継ぐ、と。 SEEN703.TXT 【裏葉】「しかしながら、呪いは消えることはございません」 【柳也】「なぜだ?」 【裏葉】「翼人は夢を継ぐものでございます」 夢とは記憶のことだ。 翼人は記憶を継がせることができる。羽根に記録された記憶や呪いを、翼人は儀式によって継承させることができる。 だが、神奈は最後の翼人であり、他に受け継がせる翼人はいない。だから、神奈から呪いは消えない。 神奈はババ抜きのラストというわけだ。 【裏葉】「神奈さまは最後の翼人でございます」 【裏葉】「神奈さまのお心を受け継げる者は、もはやこの世にはおりません」 対する柳也。 翼人がダメなら、人ではどうか。 【柳也】「人として輪廻転生すれば、呪いもそこで終わるはずだ」 翼人である神奈の魂が、人間に転生できれば、呪いは終わるという。なぜ呪い(記憶)の継承が終わるのかといえば、人には羽根がないからだろう。人の身では、呪いも朽ちてしまう。 人は夢を継がない。記憶も呪いも「次の人」へと転生させることはない。「他の人」へと継承させることもない。記憶をそのままの形で維持し続けることすら難しい。だから、終わる。 しかし、裏葉はそのような異種族間での転生を、そもそも無理だと否定する。 【裏葉】「翼人と人は、異なるものでございます」 【裏葉】「神奈さまの魂を人が宿すことは、小さな器に海の水を移すようなもの」 【裏葉】「注ぎおわるより早く、器は割れてしまいましょう」 【裏葉】「神奈さまの魂は、癒される間さえなく輪廻に戻りましょう」 人には記憶を受け止めるための装置、羽根がないため、翼人とは器の大きさが違いすぎるのだろう。 器が壊れてしまうので、記憶を渡し切れなかった神奈は、再び空を漂うことになる。 観鈴という器は、壊れかけながらも何とか神奈の魂を全て注ぎ入れることができた。 観鈴という、人間としての魂が、空に戻った。 人の魂には羽根がないので、呪いも星の記憶も(器に入り切る以上は)空へ持っていくことはないだろう。 いまさらながらにAIRをみなおすスレ 66 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 01/11/22 01 31 ID IM0eeDDv 観鈴のゴールについては次のように解釈した、 裏葉、柳也の二人が言っていた、神奈が転生を終えたら呪いも解けるというのは 人間になったら翼人の持つ記憶継承の性質が消えて、次の転生のとき呪いを持ってく 事も無くなり、結果呪いは断たれるという意味で、だから観鈴の呪いは消えてなかった。